耕作放棄地を活かす
静岡県袋井市はメロンとお茶の栽培が盛んな町です。
日本中で農業者の高齢化、担い手不足が問題になっていますが、当園地域においても例外ではありません。
幼少期に見て育った茶園は荒れていき、耕作放棄地となった畑を至るところで目にするようになりました。
青空と茶園の緑溢れるような里山風景を未来に残したい。いまの自分に出来る事は何か?
そう考えていたところ “オリーブ” に出会いました。
当園地域は小笠山山系に属し、土中の石が多いため野菜作りにはあまり適していません。
一方、水捌けが非常に良く、日照時間は全国でもトップクラスであるためオリーブの栽培に適しています。
オリーブ栽培なら、農地の有効活用・景観の維持ができるかもしれない!
こうして私のチャレンジが始まりました。
荒れてしまった茶園
オリーブ畑として再生
こんなにも細く頼りないオリーブの苗を、1本1本大切に植えていくところから「Peaceful Olive」の物語が始まります。
就農当時から畑を人の集う場所にしたいと考えておりましたが、
4年目にしてようやく少しずつその思いがかたちになってまいりました。
今後も地域の方々の集いの場となるような活動を行っていきたいと思います。
また、オリーブ畑でこんなことをしたい、こういうことはできないか?
そういったご意見をいただけますと幸いです。
是非とも袋井市でのオリーブ栽培を知っていただき、
地域の皆様が「Peaceful Olive」の物語の登場人物になって下さることを心よりお待ちしております。